2014.11.09

ナビスコ杯優勝。ガンバ遠藤、今野、宇佐美が「三冠宣言」

  • 佐藤 俊●文 text by Sato Shun
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 そんな“三冠”に向けて、主力の面々はどう思っているのか。遠藤は、リーグ戦の大一番となる次のレッズ戦が大事だとして、淡々とこう語った。

「2週間後、再びここ(埼玉スタジアム)に戻ってくるけど、おそらく今度のレッズ戦は今日以上にタフな試合になると思う。勝てば、逆転の目が出てくるけど、負ければ終わり。今日以上の気持ちを出しながら、リーグ優勝につながるいいゲームをして勝ちたい」

 今野は、遠藤と同様、レッズ戦へのイメージを膨らませながらこう語った。

「もしもナビスコカップで負けていたら、何も残らないし、気分も最悪だっただろうし、(チーム自体が)一気にどん底まで落ちる可能性もあった。“三冠”なんて言っているどころじゃなかったと思う。だから、勝てたことはすごく大きい。チームにも勢いがつくしね。リーグ戦では、次のレッズ戦が大事になる。そういう意味では、この日(次のレッズ戦と)同じ埼玉スタジアムで、同じシステムのサンフレッチェとやって、いい予行練習ができた。みんな、今は自信を持ってプレイしているし、チームは最高の状態にある。正直、負けることは考えられない。レッズにも、たぶん勝てると思う。今の僕らは、勢いだけじゃない。真の強さを実感できている。タイトル、全部獲りますよ!」

 そして宇佐美も“三冠”に対する、強い意欲を示した。

「応援してくれるファンやサポーターに対して、ピッチでいいプレイを見せることも大事だけど、タイトルを取って、恩返しすることも重要。選手にはそれしかできないですから。それで、まずナビスコカップを獲って、ひとつ恩返しすることができた。でも、あとふたつ残っている、という意識はあります。そういう中で、この日、2点差を引っくり返すことができたのは、確実に僕らの力がついてきたからだと思っています。今のガンバだったら、3つ、獲れると思います」

 逆転勝利で一冠を手にし、チームのムードは最高潮にあるガンバ。三冠達成への気運が一段と高まってきた。

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