2013.05.10

Jリーグで活躍中。「今、日本代表で見たい」アタッカーは?

  • photo by FAR EAST PRESS/AFLO

 今季、ここまでのJリーグで、活躍しているアタッカーは誰か? 日本代表入りの可能性も含めて、福田正博氏が推している選手とは?

 今の日本代表で、前線での起点ということを考えた時に、強さ、パワフルさということでは、鳥栖の豊田陽平を招集したらどうかと思っている。高さと強さがあるハーフナー・マイク(フィテッセ)に近いタイプだが、ぜひ試してもらいたい存在だ。国際舞台で彼がどのぐらいやれるのか見てみたい。

 豊田はハーフナーと同じように、ポストプレイ、空中戦でのチャンスメイクといった仕事ができるし、体を張れるフィジカルの強さがある。オプションとして非常に魅力的だ。

 鳥栖での豊田は、確実に今季もチームを引っ張っている選手で、現在まで8ゴールで得点ランキングトップ(9節終了時点/以下同)。今シーズンこの調子でいけば20点以上をマークできるペースだ。

今季セレッソ大阪の攻撃を牽引している柿谷曜一朗 FWが何のために相手のゴールマウスの一番近くにいるのかといえば、ゴールを奪うため。FWはゴールという結果を残すことが一番評価につながる。数字を残さなかったら絶対に評価されない。海外のクラブのスカウトも、確実に数字を見る。

 ほかに、ゴールランキング上位選手の中では、セレッソ大阪の柿谷曜一朗(6得点)が今年は格段に良くなっている印象だ。2011年まで徳島へレンタル移籍して経験を積み、ひとりの人間として成長したということもあると思う。ゴール前で非常に落ち着いており、ドリブルのキレはさらに鋭くなっている。

 柿谷は、ゴール前での技術の高さ、フィニッシュの精度に特筆すべきものがある。いろんなアイデアを実行できるだけの能力を持っている選手だ。ボールを持った時、何かやってくれそうな独特の雰囲気があり、常に前に進む勢いをつけてくれる。そういう選手はなかなかいないものだ。