【ワールドカップ】森保監督の続投? 日本代表の次期監督問題に、セルジオ越後は「森保監督は真面目で信頼できる人柄だけど...」 (2ページ目)
【80歳の僕に4年は長いけど、次こそベスト8に】
ブラジル戦後、選手たちが口にしていた「個のレベルアップ」に関しては、もう選手たち自身にがんばってもらうしかない。今の日本代表メンバーで、ブラジル代表に入れる力のある選手はいるのかと考えると、なかなか厳しいよね。日本のサッカーは進化しているけど、世界はもっと進化しているということ。ひとりひとりがその差を自覚し、追いつくために、少しでもレベルの高いリーグ、クラブで継続的に活躍できるようにならないといけない。
協会としては、納得感のある監督選びに加えて、マッチメイクも課題だね。今回のワールドカップの結果からもわかるように、レベルの低いアジアの国とだけ試合をしていても、ワールドカップでは勝てない。昔よりもマッチメイクが難しいなかで、どうやって代表戦の質を担保するのか。アウェー戦を増やすなりの工夫が求められる。
4年後のスペイン・ポルトガル・モロッコ大会の時、僕は84歳になっている。若い人にとっては4年なんてあっという間だろうけど、80歳の僕にとっては長い。FIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長に「2年後の開催に変えてもらえませんか」と頼みたいくらいだ(笑)。優勝は求めていないから、次こそベスト8を見たい。僕が元気なうちに実現してほしい。
著者プロフィール

セルジオ越後 (せるじお・えちご)
サッカー評論家。1945年生まれ、ブラジル・サンパウロ出身。17歳の時に名門コリンチャンスのテストに合格し、18歳の時にプロ契約を結び、MF、FWとして活躍した。「エラシコ」と呼ばれるフェイントを発案し、ブラジル代表の背番号10を背負った同僚のリベリーノに教えたことでも有名。1972年に日本リーグの藤和不動産(湘南ベルマーレの前身)から誘いを受け、27歳で来日。1978年から日本サッカー協会公認の「さわやかサッカー教室」で全国を回り、開催1000回以上、のべ60万人以上を指導した。H.C.日光アイスバックスのシニアディレクター。日本アンプティサッカー協会最高顧問。公式ホームページ【http://www.sergio-echigo.com】
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