【ワールドカップ】サッカー日本代表の大一番ブラジル戦、セルジオ越後はどちらを応援するのか「僕の本音は...」 (2ページ目)
【日本が上回る部分はカウンターの速さ】
ブラジル国民は今回の代表チームにあまり期待していないと言われている。でも、それでもなおプライドがあって、優勝以外は準優勝でもベスト4でもすべて失敗という国民性。ワールドカップ本番のベスト32で日本に負けることなど許されないし、負けたら大変なことになる。カルロ・アンチェロッティ監督も選手たちも目の色を変えて日本戦に臨むはずだ。
そんなブラジルに日本が勝つためには、引いて守ってカウンターに徹すること。日本がブラジルを上回っている部分はカウンターの速さ。耐えて耐えて点を取られないでいれば、チャンスは必ずやってくる。
カギを握る選手を挙げるなら堂安律かな。対面となるヴィニシウスを潰せるかどうか。堂安はオランダ戦では相手の攻撃のキーマンであるコーディ・ガクポを完全に抑えた。それと同じ役割を果たせるか。あとは佐野海舟だね。相手のボール保持時間が長くなるなか、彼の中盤での守備は欠かせない。森保監督もそれを見越して、彼をスウェーデン戦では温存したのだろう。思いきり暴れてほしい。
攻撃では中村敬斗。ドリブルからのチャンスメイクはもちろん、正確なキックに裏付けされた決定力に期待したい。
著者プロフィール

セルジオ越後 (せるじお・えちご)
サッカー評論家。1945年生まれ、ブラジル・サンパウロ出身。17歳の時に名門コリンチャンスのテストに合格し、18歳の時にプロ契約を結び、MF、FWとして活躍した。「エラシコ」と呼ばれるフェイントを発案し、ブラジル代表の背番号10を背負った同僚のリベリーノに教えたことでも有名。1972年に日本リーグの藤和不動産(湘南ベルマーレの前身)から誘いを受け、27歳で来日。1978年から日本サッカー協会公認の「さわやかサッカー教室」で全国を回り、開催1000回以上、のべ60万人以上を指導した。H.C.日光アイスバックスのシニアディレクター。日本アンプティサッカー協会最高顧問。公式ホームページ【http://www.sergio-echigo.com】
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