サッカー日本代表の命運を握るウイングバック 三笘薫、堂安律は合格なのか? メキシコ戦は拭えない違和感があった (3ページ目)
個人的にはやはり4バックが正攻法だと考える。サイドバックを配置し、サイドアタッカーに真価を発揮させるべきではないか。多くの日本人選手の所属クラブは4バックだし、何より日本は世界でも屈指のサイドアタッカー優良国だ。
9月9日のアメリカ戦、日本はどのような布陣で挑むのか。ウイングバックというポジションは、森保ジャパンの命運を握っている。
著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
三笘薫 (みとま・かおる)
1997年5月20日生まれ。神奈川県川崎市出身。筑波大学2年時の2017年に全日本大学選抜に選ばれ、夏季ユニバーシアードでの金メダル獲得に貢献。同年に川崎フロンターレの特別指定選手として登録されると、18年に20年のシーズンからの同クラブへの加入内定が発表された。
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