U-20日本代表キャプテン・市原吏音は10代と思えない完成度 「海外へ行くのなら、RB大宮から行きたい」 (4ページ目)
【次のターゲットはU-20ワールドカップ】
2025年のJ2で開幕から4連勝を飾った大宮だが、5節のサガン鳥栖戦で初黒星を喫した。今シーズンのJ2は例年にも増して実力伯仲で、好スタートを切った大宮はここから厳しくマークされていくに違いない。
市原も「注目はされているのかな」と話す。「でも、僕らがやることは変わらないですけどね」と続ける。
「去年からテツさん(長澤徹監督)のもとでやってきて、試合のように練習して、練習のように試合をする、というのは絶対的なモットーで。練習からバチバチですし、試合と同じ緊張感でやれているので、そこはブレることはないですね」
大宮のチームメイトとともにJ1昇格を目指す市原には、もうひとつ大きなターゲットがある。9月開催のU-20ワールドカップだ。プロ2年目のCBにとっては、今後のキャリアを考えても重要な大会になるだろう。
(つづく)
【profile】
市原吏音(いちはら・りおん)
2005年7月7日生まれ、埼玉県さいたま市出身。大宮アルディージャのアカデミー(ジュニア→U15→U18)で育ち、2023年7月の天皇杯・セレッソ大阪戦でクラブ史上最年少18歳5日でのトップチームデビューを果たす。翌年トップチームに昇格し、いきなり副キャプテンに任命されてJ3優勝に貢献。日本代表歴は各カテゴリーで呼ばれ、AFC U20アジアカップ2025ではキャプテンとしてチームを牽引し、今年9月にチリで開催されるU-20ワールドカップ出場権を獲得した。ポジション=DF。身長187cm、体重81kg。
著者プロフィール
戸塚 啓 (とつか・けい)
スポーツライター。 1968年生まれ、神奈川県出身。法政大学法学部卒。サッカー専
門誌記者を経てフリーに。サッカーワールドカップは1998年より 7大会連続取材。サッカーJ2大宮アルディージャオフィシャルライター、ラグビーリーグ ワン東芝ブレイブルーパス東京契約ライター。近著に『JFAの挑戦-コロナと戦う日本 サッカー』(小学館)
【図】サッカー日本代表 3月シリーズの予想メンバー
4 / 4