森保ジャパン、アジア最終予選の顔ぶれを考える。あえて招集しない選手も!? (4ページ目)

  • text by Tsugane Ichiro
  • photo by Getty Images

 こうして見ていくと、東京五輪代表メンバーに大迫、鎌田、南野を加えれば、日本代表になる。そして、これこそが森保監督が日本代表と五輪代表の監督を兼務した最大のメリットでもある。ほとんどの選手たちは、2年ほど前からすでに日本代表で一緒にプレーし、世代間の融合はできている状態だ。

 最終予選の重圧は、自国開催のオリンピックの重圧と違うものではある。だが、それでもプレッシャーのなかで、自制してプレーする経験を積んでいる選手たちが揃っているのは心強い。先述した石橋を叩いて渡るようなメンバー構成に、東京五輪世代はすでに含まれているということだ。

 グループ内2位までがW杯出場権を手にできる最終予選(※3位はプレーオフにまわる)。長いタームでの戦いでは、主力選手にアクシデントが起きないとは限らない。それだけにフルメンバーが揃えられる間に、まずは幸先よく9月に2連勝して勝ち点を積み重ねてくれることを期待している。

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