日本代表にスペインの名伯楽が提言。「プレーリズムに改善の余地あり」 (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • 藤田真郷●写真 photo by Fujita Masato

◆オナイウ阿道が典型。一連の代表活動で台頭した選手には共通項がある

 試合は後半、しばらく膠着状態が続いたが、古橋亨梧、橋本拳人の投入後、日本は3-4-2-1に布陣を変更し、2点を追加している。相手が前がかりになって裏が空いたことで、カウンターを発動させる機会が増えた。橋本が攻守の起点になるようになって、尻上がりに良くなった。坂元が最後まで攻撃に関与していたのが印象的だ」

 そして最後にエチャリは、カタールワールドカップアジア2次予選を8戦全勝で最終予選まで勝ち上がった森保ジャパンに対し、こうエールを送っている。

「まずは8連勝を祝福したい。改善点はあったが、収穫もあった。その手応えは次の戦いに向けた自信になるだろう」

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