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スペインの目利きが選んだ森保J
期待の7人。「中島翔哉が攻守の中心」 (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Fujita Masato

 ボリビア戦は、交代出場で中島、南野とのコンビネーションからチャンスを作った。決勝点のシーン、ボールを持ち運ぶコース取りは完璧で、ポジション的優位を作りながら、数的優位につなげていた。ショートコーナーでのバリエーションアップにも貢献。鎌田に決定的なクロスも供給した」

コロンビア戦は先発して後半34分まで、ボリビア戦は後半23分から出場した南野拓実コロンビア戦は先発して後半34分まで、ボリビア戦は後半23分から出場した南野拓実南野拓実(ザルツブルク)

「コロンビア戦は得点こそなかったが、中島、堂安とコンビネーションを作っている。献身的なプレスバックからの守備も見せた。

 ボリビア戦は途中出場。最終ラインとの駆け引きで、オフサイドぎりぎりを狙って抜け出していた。中島のシュートの跳ね返りをシュートし、そのこぼれ球を再びシュートを試みるなど、"シュートポジションに入る能力"をあらためて証明した」

代表デビューのボリビア戦にフル出場した橋本拳人代表デビューのボリビア戦にフル出場した橋本拳人橋本拳人(FC東京)

「ボリビア戦、ボランチとして代表デビュー。守備面でのクオリティの高さを見せた。ボリビアの攻撃を、中盤でことごとく分断。読みのよさだけでなく、身体的なスピードもあり、ボールを奪い取る鋭さを見せた。決勝点の起点になった守備も、左サイドバックとうまく連係していた。

 ボリビア戦の先発では、ベストプレーヤーだったと言えるだろう。もっとも、攻撃面ではまだ横パスが多い。いくつかの縦パスは効果的だっただけに、周囲との連係を高める必要があるだろう」

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