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イラン戦は森保Jのベストマッチ。スコアとは裏腹な内容を検証した (5ページ目)

  • 中山淳●文 text by Nakayama Atsushi 藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato

 そしてもうひとつ、大迫の復帰によって攻撃のコンビネーションが格段に上がったことを再認識できたことも見逃せないポイントだった。実際に大迫自らが決めた2つのゴールは、いずれも大迫経由で南野につながった後に生まれたものだった。

 いずれにしても、3-0というスコアは別として、勝利をつかむことに成功した森保ジャパンは、晴れて決勝に辿り着いた。決勝の相手は成長著しいカタールとなったが、ヨーロッパでプレーする選手の多い日本としては、格の違い、経験値の差を見せつけなければいけない相手でもある。

 カタールのスペイン人監督フェリックス・サンチェスは、日本対策を練ってくるだろう。それに対して森保監督がどんなプランを用意し、選手たちがどんなプレーで勝利をつかむのか。決勝戦も、結果のみならず、その"勝ち方"の部分に注目が集まる。

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