2018.11.29

スペインの目利きが気になった
「日本代表の新戦力」13人を分析

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Fujita Masato

ミケル・エチャリのキルギス戦レポートを読む>>

「ベネズエラ戦は、ウルグアイ戦から先発を3人変えた。そしてキルギス戦は、そこから11人全員を総入れ替えした。森保一監督は、意識的に多くの選手を起用している。監督としては、直近のアジアカップに向けてチーム力を積み上げているのだろう」

 ベネズエラ戦、キルギス戦で森保ジャパンをスカウティングしたスペイン人指導者、ミケル・エチャリは、日本代表の現状をそう考察している。エチャリは、過去にホセバ・エチェベリア、フランシコ・デ・ペドロ、シャビ・アロンソなどのスペイン代表選手を発掘した。2009年から日本代表をスカウティングしてきたのだが、今回、その眼鏡にかなう選手はいたのだろうか。

「森保監督はこれまでの日本のよさを引き継ぎながら、新戦力を積極的に用い、チームを見事に刷新している。もともと日本にはスピード、テクニックのある選手が多い。そのなかで、戦術的なレベルアップが進化を促しているのではないか」

 エチャリはそう語って、選手たちへそれぞれの評価を与えている。

GK

シュミット・ダニエル ベネズエラ戦にフル出場シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)
「ベネズエラ戦では、大迫勇也の胸にピタリと合わせたり、バックパスをサイドに展開したり、キックのいいところを見せていた。PKは止め切れなかった」