ベトナムに敗れたU-21森保ジャパン。ポゼッション重視が裏目に出た (5ページ目)
だからこそ、ピッチ上で選手自らが判断できなければならないし、そのためにも国際経験が重要なのだが、彼らは年代別とはいえ、すでに21歳以下の代表である。Jリーグを経験している選手も多く、にもかかわらず、まだこの段階にあることが寂しくもあり、負けたことよりも、"あっけない負け方"が気にかかる。
森保監督は「我々にとって幸いだったのは、決勝トーナメントに進出できることが決まっていたこと」だと語り、こう続ける。
「ここから先、ノックアウトステージでは(ベトナム戦のような試合は)あってはいけないことだと思う。今日のことを教訓にして、私も働きかけるが、選手にもいい判断をしてもらいたい」
日本はベトナムとの全勝対決に敗れたことで、グループDを2位で通過することとなった。決勝トーナメント1回戦では、優勝候補の韓国からまさかの大金星を挙げ、グループEを首位突破のマレーシアとの対戦が決まっている。
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