2018.06.20

日本はコロンビア戦の「超ラッキー」を
認め、セネガル戦はミス減少を

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 これだから、サッカーは面白く、そして怖い。

 日本は、昨年9月のワールドカップ出場権獲得以降、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督のもと、本大会へ向けて強化を続けてきたが、勝利どころか、得点を挙げることすらままならず、今年4月、ついに前監督を解任。西野朗監督が新たに就任し、ベテラン勢を数多く招集して再出発を図ったが、チーム作りはやはり付け焼き刃の感が否めなかった。

 ところが、だ。

 率直に言って、期待薄だったグループリーグ初戦で、日本はコロンビアを2-1で下した。4年前に1-4の完敗を喫した相手から、(あくまでも準備の過程から言うと)まさかの勝ち点3獲得である。

 先制しながら前半のうちに同点に追いつかれ、嫌なムードになりかけたが、後半にしっかりと勝ち越したのだから、価値ある勝利と言っていい。

大迫勇也の決勝ゴールで2-1と勝利した日本 開始6分という早い時間に先制したことで、前半は「少し後ろに重心がいきすぎた部分があった」とキャプテンのMF長谷部誠。だが、後半は、「ボランチが少し前に出て、シンジ(MF香川真司)も、サコ(FW大迫勇也)も、我慢して(高い位置にポジションを取ることで)深みを作ることを意識した」という。

 その結果が、後半28分、CKから生まれた大迫の決勝ゴールである。長谷部が続ける。