香川真司が日本代表で抱える
2つの危機感。「もっと監督と話を...」 (4ページ目)
結果を出すためには、監督任せにするのではなく、自分たちの戦いをする必要がある。そこには精神的な意味もさることながら、予選を勝ち抜いたのはいいが、場当たり的に戦ってきたことで、本来得意としていたポゼッションを取り戻さなくてはいけないのではないかという危機感も含まれるに違いない。
これまでの香川は、チーム内の年少者としてプレーすることが多かったこともあり、リーダーシップを発揮する選手という印象は薄い。性格的に他人を引っ張っていくタイプでもない。だが、長谷部誠、本田圭佑、岡崎慎司が不在のチームにあって、さすがにそうも言っていられなかったのだろう。
今回のニュージーランド戦、ハイチ戦は、香川にとってひとつの転機となるかもしれない。
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