2016.07.26

【なでしこ】高倉イズムを理解できない
選手はU-20に追い抜かれる

  • 早草紀子●取材・文・写真 text&photo by Hayakusa Noriko

 なでしこジャパンは21日のスウェーデン代表との試合(0-3)から移動を含む中2日で、ダームアルスヴェンスカン(スウェーデン女子リーグ)のクリシャンスタッドDFFとテストマッチを行ない、2-0で勝利を収めた。

アメリカ遠征に続いて召集され、確実に成長している佐々木繭 スウェーデン戦メンバーから5人を入れ替え、システムは4-2-3-1へ変更。それぞれが新たなポジションや役割を担った。ボランチには熊谷紗希(リヨン)と佐々木繭(仙台L)、トップ下に阪口夢穂(日テレ・ベレーザ)。永里優季(フランクフルト)はこれまでと逆サイドの右サイドハーフに入った。なでしこ初招集の國澤志乃(AC長野)に至っては、前日の紅白戦で、守備全般を担当する大部由美コーチにほぼ付きっきりで、左サイドバックの動きを叩き込まれての初挑戦となった。

 対戦するクリシャンスタッドは上背があり、フィジカル的には日本が不利だが、そうは言っても主導権を握ることはできるだろう――と、思われていた。ところがフタを開けてみると、クリシャンスタッドのラインコントロールや当たりの厳しいチェックを前に、日本は立ち上がりからFKやCKの連続で攻め込まれる。