【プロ野球】メジャー挑戦の動向が注目される3投手を武田一浩が分析 適応のカギを握るのは? (3ページ目)
――やはり大事なのはコントロールということですね。
武田 繰り返しになりますが、それに尽きます。佐々木朗希(ドジャース)もフォークを投げますが、まだまだコントロールができていません。「デーブ・ロバーツ監督がもうちょっとしっかり投げさせればいいのにな」と思っています。佐々木の場合は経験が足りないので。試合でどんどん投げさせていい感覚をつかんでもらわないと、中途半端なままになってしまいます。
――平良投手、伊藤投手、髙橋投手のメジャー挑戦がどう決着するかはわかりませんが、期待することを教えてください。
武田 3人とも、それぞれいいものを持っているピッチャーですからね。まずはボールや環境の違いに慣れること。その上で、自分の持っているものをしっかり出してほしいですね。投げているうちに課題がいろいろ見つかると思いますが、まずは日本でやってきたことを信じて、思い切って勝負してもらいたいです。メジャーでどこまでやれるのか楽しみにしています。
【プロフィール】
武田一浩(たけだ・かずひろ)
1965年6月22日、東京都生まれ。明大中野高を経て明治大に進み、六大学通算20勝8敗という成績で、1987年にドラフト1位で日本ハムに入団。1991年に18セーブを挙げて最優秀救援投手に輝く。その後、先発に転向して1993年には10勝をマーク。1995年オフにトレードでダイエーに移籍。1998年に13勝で最多勝のタイトルを獲得した。同オフにFA宣言をして中日に移籍し、1999年のリーグ優勝に貢献。2002年には巨人に移り、史上3人目となる全球団からの勝利を達成した。同年限りで現役を引退。2006年の第1回WBCで投手コーチを務めた。そのほか、プロ野球、メジャーリーグ中継で解説を務めるなど幅広く活躍している。現役時代の通算成績は341試合、89勝99敗31セーブ、1008奪三振、防御率3.92。
著者プロフィール
浜田哲男 (はまだ・てつお)
千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界でのマーケティングプランナー・ライター業を経て独立。『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ系メディアで企画・編集・執筆に携わる。『Sportiva(スポルティーバ)』で「野球人生を変えた名将の言動」を連載中。『カレーの世界史』(SBビジュアル新書)など幅広いジャンルでの編集協力も多数。
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