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【プロ野球】武田一浩が語る、佐藤輝明がメジャーで活躍するためのポイント 同じく移籍を目指す牧秀悟は「厳しい部分」も指摘

  • 浜田哲男●取材・文 text by Tetsuo Hamada

武田一浩インタビュー 前編

 2026年シーズンのメジャーリーグでは、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)、村上宗隆(シカゴ・ホワイトソックス)、岡本和真(トロント・ブルージェイズ)が30本以上のホームランを記録。さらに、鈴木誠也(シカゴ・カブス)も26本塁打を放つなど、日本人野手がパワーで存在感を示している。
 
 そんななかで注目されるのが、ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す阪神の佐藤輝明だ。佐藤もメジャーで活躍できるのか。また、昨年12月の契約更改交渉の席でメジャー挑戦の意向を表明したDeNAの牧秀悟の今後について、現役時代に最多勝やセーブ王などのタイトルを獲得し、第1回WBCで投手コーチを務めた武田一浩氏に語ってもらった。

メジャー挑戦の動向が注目される阪神の佐藤 photo by Sankei Visualメジャー挑戦の動向が注目される阪神の佐藤 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る

【佐藤への期待と懸念点】

――佐藤選手のメジャー挑戦について、どう見ていますか?

武田一浩(以下:武田) 村上(打率.207、35本塁打、77打点、OPS.825)と岡本(打率.232、33本塁打、92打点、OPS.762)が頑張ったおかげで、日本人バッターに対する評価は上がっていると思います。実際に、佐藤には多くの球団が関心を示しているようですね。

 どの球団にフィットするかはやってみなければわかりませんし、難しいところです。佐藤が主に守っていたサードはどの球団もけっこう埋まっているんですよね。ただ、佐藤は外野もできるので選択肢が広がりますね。

 仮にドジャースが獲りにいくなら、来年だと思っていました。ただ、今オフに阪神が佐藤のポスティングを容認したので、ドジャースがどう動くかですね。

――メジャーでも長距離砲として期待できるでしょうか?

武田 日本の三冠王ですし、打てるんじゃないかと思いますけどね。村上は35本打ちましたが、打率(.207)がよくなかったので、佐藤がどれくらいの打率を残せるのかが気になるところです。ひと昔前は、日本のバッターはメジャーにアジャストするまでに苦労することが多かったですし、アジャストできずに終わってしまうこともありました。

 しかし近年は、鈴木、村上や岡本も、1年目からそれほど苦労していません。力勝負でもメジャーのピッチャーに負けていませんよね。佐藤は以前のような力みが抜けて、昨年くらいからバッティングが本当によくなりましたし、期待していいと思いますよ。

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著者プロフィール

  • 浜田哲男

    浜田哲男 (はまだ・てつお)

    千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界でのマーケティングプランナー・ライター業を経て独立。『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ系メディアで企画・編集・執筆に携わる。『Sportiva(スポルティーバ)』で「野球人生を変えた名将の言動」を連載中。『カレーの世界史』(SBビジュアル新書)など幅広いジャンルでの編集協力も多数。

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