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【プロ野球】武田一浩が語る、佐藤輝明がメジャーで活躍するためのポイント 同じく移籍を目指す牧秀悟は「厳しい部分」も指摘 (2ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Tetsuo Hamada

――苦労するとすれば、どの部分だと思いますか?

武田 メジャーのピッチャーは平均球速が日本のピッチャーより5キロくらい速いので、まずはスピードに対しての慣れが必要です。あと、ボールを小さく動かすピッチャーが多いこと。特にシンカー系のボールが強いです。カットボールなどは日本でも多くのピッチャーが投げていますが、速いシンカーを投げるピッチャーはあまりいない。メジャーのピッチャーはほとんどがシンカー系なので、それにどう対応できるかがポイントになるはずです。

 また、望まれているのがホームランなのかヒットなのか、そのあたりは入る球団によってけっこう差があると思います。村上はホームランを求められ、それに応えることで評価を上げましたよね。村上と岡本がある程度通用することを見せてくれましたし、佐藤も通用するんじゃないですか。日本のバッターはすごく技術が向上して、力もついてきていますから。

【DeNAの牧がメジャー球団の評価を上げるために必要なこと】

――DeNAの牧秀悟選手も、昨年の契約更改交渉の席で将来的なメジャー挑戦の意向を伝えていました。球団社長が、今オフはポスティングシステムでの移籍を見送る見解を示したという報道がありましたが、牧選手に関してはどう見ていますか?

武田 村上や岡本、佐藤らと比べて長打力では劣ると思いますが、勝負強さがありますし、タイミングのとり方がうまくて広角に打てるのがいいですね。ただ、メジャーに挑戦するなら長打力の部分でもうひと皮むけてからのほうがいいような気がします。今年はプロ入り後初めて30本塁打を打ちましたが、40本打てるようになれば獲りたい球団が増えるでしょう。

 海外FA権を取得するためにはまだ何年もかかるでしょうし、少しでも若いうちに挑戦するためにポスティングシステムを利用したいのでしょうが......。オファー内容が希望に届かなかったり、交渉がまとまらずに不成立となったケースも過去にはけっこうありますからね。あとは、セカンドというのがちょっと気になる部分です。

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