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【プロ野球】メジャー挑戦の動向が注目される3投手を武田一浩が分析 適応のカギを握るのは? (2ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Tetsuo Hamada

――平良投手と同じく、伊藤投手も球種が多いピッチャーです。

武田 日本でもそうですが、メジャーでも抑えられるかどうかのカギを握るのは球種の多さより、やっぱりコントロールですよ。平均球速はもう少し上げたほうがいいですが、平均で150キロくらい出てコントロールがよければ、問題なく通用すると思います。

 山本由伸(ドジャース)も、もともとコントロールがよくて、そこから平均球速が上がってきていますし。やっぱり、コントロールのよさは日本のピッチャーのストロングポイントです。

 伊藤はけっこう器用なタイプですから、すぐにメジャーの球や環境にも慣れるかもしれません。ただ、プロ入り以来ずっと規定投球回をクリアしていて、かなりのイニングを投げていますよね。2026年には通算1000投球回にも到達しました。蓄積疲労もあると思うので、もう一度鍛え直すという感じじゃないですか。

【髙橋は念願のメジャー移籍が実現するか】

――髙橋投手は、今オフに海外FA権を行使してのメジャーに挑戦する可能性があります。

武田 昨オフにポスティングシステムでのメジャー移籍を目指していましたが決まらず、西武に残留しました。何年も前からメジャー挑戦に意向を示していたので、「今度こそは」という思いも少なからずあるでしょう。

 あとは、メジャーの各球団が髙橋のピッチングをどれくらい評価してくれているかですね。今シーズンは、調子がよくなかった数年前よりも球速が出ていましたし(ストレートの平均球速151.4キロ、今季最速157キロ)、変化球のキレもよかったと思いますよ。

 メジャーのバッターに対して、髙橋のフォークはある程度武器になるでしょう。どんどん振ってきますから。中途半端なフォークだと打たれますが、ちゃんと落とせるフォークを投げられれば通用しますよ。まずは、ボールの違いに適応できるかどうか。真っすぐにしろフォークにしろ、しっかりコントロールできるかどうかがポイントです。

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