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【プロ野球】リーグ3連覇へ、ソフトバンクOBの攝津正が語る投手のキーマン 勝ち頭の大津亮介は夏場に向けて不安も (3ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo

――そのほかにも、甲斐拓也(2025年にFAで巨人に移籍)の人的補償でチームに加わった伊藤優輔投手が18試合、ドラフト3位ルーキーの鈴木豪太投手も16試合に登板しています。

攝津 点差が開いて試合に余裕がある状況ではありますが、使ってもらった時にしっかり結果を残しています。彼らが投げることで勝ちパターンのピッチャーを休ませることができますし、ブルペンがうまく回っていると思います。伊藤は防御率が1点台、鈴木も2点台前半と勝ちパターンで起用されてもおかしくないピッチングをしています。加えて、津森宥紀もよくなってきましたね。

 投手陣の課題は先発ピッチャーでしょう。上沢直之は戦列に復帰したので、あとはモイネロが戻ってくればもう少しラクになるのですが......。

――今後のキーマンになりそうなピッチャーは?

攝津 やはり大津じゃないですか。大津がカードの頭に投げていますし、ほかに柱になるピッチャーがいない状況です。ここで大津がしっかりエース級になってくれれば面白いですね。今年こそは先発ローテーションから外れることなく、シーズンを通して(ローテを)守ってほしいです。先ほども話しましたが、最近の試合ではピッチング内容がよくないこともあるので、ここで耐えられるかどうか、いいパフォーマンスを取り戻せるかどうかがポイントです。

(打者編:攝津正が投手目線で嫌だと語るソフトバンクの打者は? トレードで電撃移籍の山本祐大は短期間で「認められた」>>)

【プロフィール】

攝津正(せっつ・ただし)

1982年6月1日、秋田県秋田市出身。秋田経法大付高(現ノースアジア大明桜高)3年時に春のセンバツに出場。卒業後に入社したJR東日本東北では、7度(補強選手含む)の都市対抗野球大会に出場した。2008年にソフトバンクからドラフト5位指名を受け入団。抜群の制球力を武器に先発・中継ぎとして活躍し、沢村賞をはじめ、多数のタイトルを受賞した。2018年に現役引退後、解説者や子どもたちへ野球教室をするなどして活動。通算282試合に登板し、79勝49敗1セーブ73ホールド、防御率2.98。

著者プロフィール

  • 浜田哲男

    浜田哲男 (はまだ・てつお)

    千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界でのマーケティングプランナー・ライター業を経て独立。『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ系メディアで企画・編集・執筆に携わる。『Sportiva(スポルティーバ)』で「野球人生を変えた名将の言動」を連載中。『カレーの世界史』(SBビジュアル新書)など幅広いジャンルでの編集協力も多数。

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