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【プロ野球】リーグ3連覇へ、ソフトバンクOBの攝津正が語る投手のキーマン 勝ち頭の大津亮介は夏場に向けて不安も (2ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo

――攝津さんは以前から、大津投手の能力を高く評価されていました。

攝津 真っすぐがある程度速く、コントロールがよくて球種も豊富。緩急が使えるうえに落ちるボールもありますし、いいピッチャーの条件が揃っていましたから。課題は体力面。昨年はシーズン前半が全然ダメで後半になって調子が上向いていましたが、今年は前半がいいので、後半でどこまでいけるかは未知数です。
 
 6月19日の日本ハム戦は7回4失点で負け投手になり、6月9日の阪神戦は6回3失点で勝ち投手にはなりましたが、決して内容はよくなかった。直近の西武戦は7回1失点とまた好投しましたが、夏場をどう乗りきるかがポイントになるでしょう。

【リリーフはルーキー含め充実】

――ここまで6勝0敗、防御率1.84と好調な、高卒3年目の前田悠伍投手はいかがですか?

攝津 打線に助けられている部分もありますが、ピッチングはよくなってきていると思います。基本は5イニング以下だったので、もう少し長いイニングを投げることが課題だと見ていましたが、直近3試合は7イニング投げていますし、今の感覚をキープできればいいですね。

 平均球速(144.5キロ)は速くないですが、それでも真っすぐは昨年より少し速くなった。その分、カーブやフォークでも空振りが取れるようになってきました。

――リバン・モイネロ投手が不在など、先発ピッチャー陣に苦労するなか、前田投手にかかる期待も大きいでしょうね。

攝津 結果だけを見れば「先発2番手」と言っていいピッチングをしています。ただ、少し厳しい言い方になってしまいますが、やっと一軍で戦えるようになったというか、スタートラインに立った感じだと思います。

――リリーフ陣はどう見ていますか?

攝津 シーズン序盤はやりくりに苦労していましたが、今は松本裕樹がある程度投げられますし、杉山一樹も想定よりも早く復帰できました。さらに上茶谷大河もいい。(チーム最多27登板の)木村光は打たれるケースが多くなるなど疲れも見えますが、全体としては持ち直していると思います。
 
 ロベルト・オスナが戻ってきたことも大きいですし、やはり杉山が一番後ろにいることで継投が安定しますよ。上茶谷みたいにイニングをまたぐ投手もいますし、先発が早く降板してしまっても試合を崩さずに済んでいます。

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