【プロ野球】高木豊がパ・リーグの交流戦を総括 5チームが勝ち越したが、その状態には差もある (2ページ目)
【日本ハムは投打とも上向き。オリックスは離脱者の影響も】
――日本ハムは、シーズン開幕から波に乗りきれていませんでしたが、交流戦で14勝4敗と大きく勝ち越して今後に弾みをつけました。
高木 新庄剛志監督のやりたい野球が、やっとできるようになってきました。出だしで阪神に3連勝できたのが大きかったですね。古巣の阪神は新庄監督にとって特別なチームだったと思いますし、甲子園で3つ勝てたわけですから。
投打ともに状態を上げてきましたが、問題は守備とフランミル・レイエスのあとを打つバッターです。あと、セ・リーグのバッターはパ・リーグに比べて非力ですから、ピッチャーがそれほど怖さを持たずに攻めていけていたと思います。交流戦では勝てていましたが、リーグ戦に戻った時にはまた苦労するかな、という印象です。
――オリックスは9勝8敗1分け。巨人に3連敗するなど負けが込むこともありましたが、そのあとに4連勝するなど終盤に巻き返しました。
高木 オリックスは森友哉が故障で離脱。太田椋は途中で戻ってきましたが、ふたりがいるのといないのとでは打線の厚みが違います。森は調子が上がってきていただけに、もったいなかったですね。
シーズン前半はチーム状態がよかったですが、下降気味になってくると宮城大弥や山下舜平大らがいないことの苦しさが表面化します。やはり主軸のピッチャーが抜けてしまうと、それを埋めることは至難の業。シーズン序盤みたいにチームに勢いがある時はいいのですが、今後はやりくりに苦労しそうです。
打つほうは西川龍馬の状態がいいので、杉本裕太郎あたりが安定して打ってくれれば、チームの雰囲気も変わってくると思います。あとはピッチャーが夏場を耐えられるかどうかですね。
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