検索

【プロ野球】交流戦で大きく負け越したセ・リーグ球団に高木豊が喝! 巨人は"大黒柱"を失った危機感が吉に (3ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo

【中日、広島は采配に疑問】

――4連勝で交流戦をスタートした中日も、結局は7勝11敗でした。

高木 選手起用にしても采配にしても、行き当たりばったりの印象です。たとえば、6月7日の西武戦は1-4で敗れましたが、延長11回裏の2死満塁のチャンスで細川成也がけん制でアウトになった。代走を出していれば、そんなことにはならなかったはずです。

 延長11回で、もう打順が回ってくることはなかったでしょうし、次の回には守備固めの選手に交代していましたよね。そうであれば、代走を使うべきです。一事が万事、そういう細かい部分ができてないんです。

――広島は6連敗スタートで、5勝12敗1分けと苦しい戦いが続きました。

高木 選手起用がつぎはぎだらけで一貫性がないです。坂倉将吾をキャッチャーから外してファーストで起用したかと思えば、エレフリス・モンテロの調子が上向いたら坂倉をサードで起用し、サードを守っていた佐々木泰を外野へ。サンドロ・ファビアンが戻ってきたら佐々木をサードに戻すとか、選手をどのポジションでどう育てたいのかがわかりません。選手も何をしたいのかまったくわからないと思いますし、将来のビジョンがなければチームが乗っていけません。

――若手の起用が増えていると思いますが、まだ主力と言える選手は少ないでしょうか。

高木 素質のある選手はたくさんいるんですが......昨シーズンに活躍した中村奨成をはじめ、田村俊介や佐藤啓介はどうしているのか。平川蓮や勝田成らはどう使っていくのか。名原典彦が出てきましたが、打っている間は名原でいくのかなど、見えない部分が多いですよね。

 その場しのぎで勝てる試合はたまにありますが、長続きはしません。キャッチャーでは持丸泰輝も活躍していますけど、とにかく若手には思いきってやらせて、あとは我慢すればいいと思うんです。

3 / 4

  • Googleで優先するソースとして追加

Googleの「優先ソース」について

キーワード

このページのトップに戻る