【プロ野球】阪神・立石正広の打撃技術を伊勢孝夫が絶賛 それでも待ち受ける"最初の壁"とは? (3ページ目)
── 場合によっては、結果が残せない時期が続くかもしれない?
伊勢 もちろん、新人なんやから、どこかで壁にぶつかることは藤川球児監督も織り込み済みやと思う。結果が出ない時期が続けば、スタメンから外すこともあるやろうし、状況によっては調整の時間を与えることもあるはず。
ただ、好調だった新人が打てなくなってスタメンを外されたり、二軍での調整を命じられたりすると、焦り始める。結果を求めるあまり、自分の形を見失ったり、これまでやってきたことを疑い始めたりする。そこが新人にとって、最初の大きな試練になる。
【打順は何番が理想か?】
── 2024年にDeNAのルーキーだった度会隆輝選手が、これ以上ない華々しいスタートを切りました。しかし、その後は苦しみ、再び本来の力を発揮できるようになるまでには長い時間を要しました。立石選手にも同じようなことが起こり得るのでしょうか。
伊勢 そうした例はいくらでもあるよ。立石の性格については詳しく知らないけれど、所属しているのが阪神やからね。活躍すれば大きく取り上げられる一方で、打てなくなった時の反響もまた大きい。もちろん新人やから、すぐに厳しい批判を浴びることはないが、ふつうの選手なら焦るよ。
だから大事なのは、そういう時期にどう向き合うかやね。本人のメンタルもそうやし、首脳陣の接し方も重要になってくる。そのあたりを藤川監督がどうコントロールしていくのか。立石が壁にぶつかった時こそ、阪神というチームの育成力やマネジメント力が問われることになるんじゃないかな。
── 先程、日本ハムの伊藤投手の例も出ましたが、日本ハムとの3連戦では13打数0安打と、完璧に封じられました。
伊勢 ただ、セ・リーグとパ・リーグのピッチャーの力量が違うからね。仮に交流戦では目立たなくても、リーグ戦に戻ったらまた打ち出すこともある。とはいえ、交流戦もまだ始まったばかり。ひとつのきっかけで、変わることは十分に考えられる。
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