【プロ野球】今江敏晃のパ・リーグ順位予想は「勢いの差」で1位を決定 楽天など3位以降は「どう入れ替わってもおかしくない」 (3ページ目)
【5位予想:ロッテ】
「昨シーズン最下位だったロッテの指揮官に、僕が現役時代のロッテのチームメイトで、PL学園の先輩でもあるサブロー監督が就任しました。オープン戦を見る限りでは、目先の勝利よりも、選手の育成を重視した采配をするような印象があります。
新庄剛志監督が就任した当初の日本ハムのように、勢いのある若い選手をじっくり育てる方針なのかなと思っていますが......。現状では投手陣の層が薄く、1年間戦い抜く戦力が揃っているとは言い難い印象です。
小島和哉、種市篤暉に加えて、本来なら石川柊太が先発ローテーションにしっかり入らないといけないんですが、昨シーズンから不調が続いています。今年のオープン戦では好投もしていますが、1球目で頭部に死球を当てて危険球退場を宣告される試合があるなど、本来の姿とは程遠い投球も見られました。
潜在能力を秘めた若手投手が多い中継ぎ陣も、現時点では計算できる投手が少なく、苦しいやりくりを強いられるんじゃないかなと予想しています。
対する野手陣は、キャプテンに就任したネフタリ・ソトや、復活を期すグレゴリー・ポランコの長打力に頼らざるを得ない状況です。彼らの打撃が、そのままチーム成績に直結すると言っても過言ではないかと。
幸いなことに、走力があり若くてイキのいい選手は揃っているので、長打が出るようになり、若い選手の躍進もあれば上位を目指せるのかなと。昨シーズンにあれだけ負けての最下位(56勝84敗3分)だったことで改革もしやすいでしょうし、OBとしての期待も込めて5位としました」
【6位予想:西武】
「ヒューストン・アストロズに移籍した今井達也の穴が、想像以上に大きいように感じています。ただ、右肘の手術で離脱したものの、昨シーズンに49登板した山田陽翔をはじめ、成長著しい若手投手はたくさんいます。彼らの成長に期待したいです。
野手陣は、オフに石井一成と桑原将志をFAで獲得しましたが、それでも昨シーズンにリーグ最下位だったチーム打率.232、リーグ4位の80本塁打という攻撃力不足の課題は残っています。タイラー・ネビン(昨シーズン21本塁打)、渡部聖弥(同12本塁打)と、本塁打を打てる打者が限られているので、安打を繋いでいかないとなかなか得点に結びつきません。
投打が噛み合えばチャンスはあると思いますが、近年の野球は安打でつないでいくことが難しくなっています。それも加味しての予想となりました。
ここまで予想してきましたが、3~6位はどこがどう入れ替わってもおかしくないと思います。交流戦あたりに流れに乗り遅れたら、一昨年の西武、昨年のロッテのような状況になりかねないため、開幕ダッシュを狙いたいところですね」
【今江敏晃のパ・リーグ順位予想】
1位 日本ハム
2位 ソフトバンク
3位 東北楽天
4位 オリックス
5位 ロッテ
6位 西武
【プロフィール】
今江敏晃(いまえ・としあき)
1983年8月26日生まれ、京都府出身。PL学園では1年時から活躍し、2001年のドラフト3位でロッテに入団。勝負強い打撃、ゴールデングラブ賞を4度受賞した守備で中心選手として活躍。2005年、2010年のロッテの日本一にも大きく貢献し、いずれもシリーズMVPに輝いた。2006年にはWBC日本代表として優勝に貢献した。2016年に楽天に移籍し、2019年に引退。2020年から楽天でコーチを務め、2024年には監督としてチームを率いた。
【写真】実力派の野球美女たち。私服・ユニフォーム姿の厳選カット集(19枚)
3 / 3




















