【プロ野球】今江敏晃のパ・リーグ順位予想は「勢いの差」で1位を決定 楽天など3位以降は「どう入れ替わってもおかしくない」 (2ページ目)
【3位予想:楽天】
「先ほど(前編)でもお話しましたが、積極的な補強の一番の注目は、MLBから11年ぶりに日本球界に復帰した前田健太。二桁勝利も期待できますし、経験豊富なベテランの加入は、チームにいい影響を及ぼしてくれるでしょう。
前田が加わった先発陣は、荘司康誠、瀧中瞭太、古謝樹、藤井聖に加えて、リリーフから転向した西口直人や新外国人のホセ・ウレーニャ、ベテランの岸孝之なども控えています。ここに負傷離脱中の早川隆久が復帰すれば、さらに厚みを増しますね。
中継ぎはWBCを経験した藤平尚真、鈴木翔天、移籍した則本昂大の代役としても期待の西垣雅矢と充実しています。藤原聡大(花園大)や伊藤樹(早稲田大)といった実力派のルーキーも、どこかで存在感を示してほしいです。
ただ、投手陣が活躍できるかどうかは、結局のところ打線の改善次第です。現状では、昨シーズン途中に加入したルーク・ボイトなど、外国人選手らに頼らざるを得ない状況です。
そんななかでも、宗山塁や中島大輔といった成長著しい若手や、最多安打のタイトルを獲得した村林一輝、FAで残留を決めた辰巳涼介などのタレントは揃っています。外国人枠の運用も含め、選手起用の難しさはありますが、うまくかみ合えば上位進出の可能性もあると思っています。僕が監督時代に一緒にプレーした選手も多く残っていますし、頑張ってもらいたいです」
【4位予想:オリックス】
「オリックスには、2021年から2023年にリーグ3連覇を成し遂げた選手が多く在籍していますし、"ハマった時"の強さは目を見張るものがあります。ただ、近年はケガ人も多く、1シーズンを戦う上での不安要素が多いことから4位としました。
特に投手陣は宮城大弥、曽谷龍平、山下舜平大、九里亜蓮ら先発陣の駒は揃っているものの、リリーフ陣は負傷者も多く、現状ではかなり苦しいのかなと見ています。昨シーズン終盤に復調の兆しを見せた山崎颯一郎は順調な仕上がりを見せていますが、本来ならばフル回転してもらいたい吉田輝星、古田島成龍、小木田敦也、宇田川優希といった面々が、ケガから復帰して活躍すれば上位も十分あると思います。
野手陣も杉本裕太郎、中川圭太、頓宮裕真、森友哉など、長打力を秘めた打者が揃っている一方で、昨シーズンにリーグ最下位だった58盗塁が示すように、足を使える選手が限られています。投打が噛み合わないことが多い場合は、苦しむこともあるんじゃないかと思います」
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