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【プロ野球】「もうやらなきゃいけない年齢」 石川雅規が4人の投手に突きつけた"エースの条件" (2ページ目)

  • 島村誠也●文 text by Seiya Shimamura

 今季の目標については、「チームで一番の成績を残したい」と言葉に力を込めた。

「昨年より1勝でも多く、最終的には二桁勝利を目指したいです。規定投球回は意識しすぎず、まずは目の前の一試合に集中する。先発としては防御率2点台を目標に、ローテーションを守り続けたい。チームとしても優勝、日本一を目指し、その思いで一日一日を過ごしていきます」

 山野は今キャンプでブルペンのトリを務め、オープン戦でも安定した投球を継続。開幕2戦目での先発が有力視されている。

【二軍戦で152キロをマーク】

 高橋は下半身のコンディション不良の影響で、二軍キャンプからのスタートとなった。今季のテーマについては「自分に過度な期待はせず、やるべきことをしっかりやる」と語った。

「これまでは自分に期待しすぎることで力みにつながっていた部分もあると思うので、そのくらいのスタンスでやりたいですね。期待しすぎると『10勝しなアカン』と考えてしまうので......。もちろん目標として頭の片隅にはありますが、力まずやっていきたい」

 プロ入り後の通算成績は33勝33敗。キャリアハイは2022年と2024年の8勝だ。150キロを超える真っすぐとキレ味鋭い変化球で打者を圧倒するが、一瞬でも弱さが出ると一気に崩れてしまうなど、もどかしい時間が続いている。

「いいシーズンもあり、日本代表にも選ばれたこともありました。ただ、ケガで離脱することが多く、そこは大きな課題です。納得はまったくしていませんし、まだ自分の体を把握しきれていない。100%の状態で1年間ローテーションを守る難しさは、11年やっても正解が見つからない。つかみかけては離れる......その繰り返しですね(苦笑)」

 若さを前面に出していた高橋も、気がつけば多くの後輩が入っていた。

「若手の頃は、石川(雅規)さんや小川(泰弘)さんを驚かせてやるくらいの気持ちでやっていました。そういう意味では、二軍から『コイツいいぞ』という選手がどんどん出てきて、僕たちもうかうかしていられない。投手陣でそうした競争が生まれれば、いい循環につながると思います」

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