【野球】巨人でもプレーしたアダム・ウォーカーがBCリーグで二冠王に「1日でも長く野球を続けたい」 (2ページ目)
BC神奈川には、最速151キロ左腕の冨重英二郎ら、ドラフト候補と目される選手も在籍している。運命の瞬間が迫る選手たちに対し、ウォーカーが日頃から伝えているのは、「とにかく自分を信じる気持ちを持つこと」だ。
「野球は本当にアップダウンの激しい競技ですが、たとえ悪いことがあっても、いつか必ず挽回できる。なので、失敗で学んだことを生かし、そこからどう成長していくのかが求められます。野球には必ず次の試合があって、そこでは自分がヒーローになれる可能性もある。次のチャンスを掴むために、常に自分を信じて、目の前にある試合に向き合っていくことが大切だと思います」
【NPB復帰も視野に】
2022年に巨人に入団したウォーカーは、持ち前の長打力を武器に左翼のレギュラーポジションを手にすると、同年に124試合に出場し、打率.271、23本塁打、52打点。明るいキャラクターやドレッドヘアー、バンダナを頭に巻いて試合に臨む姿で人気を博し、この年のオールスターゲームにも出場を果たした。
その後、2023年のオフには高橋礼、泉圭輔とのトレードでソフトバンクに移籍。チームはリーグ優勝を達成したが、わずか20試合の出場にとどまると、2024年のオフにはチームを退団することになった。
「おかげさまで、10年以上もプロの世界でプレーさせてもらっていて、巨人に在籍していた頃にはオールスターにも選んでもらい、ソフトバンクでプレーした昨年は優勝を経験することができました。でも、僕のキャリアはいつも順風満帆だったわけではなくて、過去には1年間で3度のリリースをされたこともありましたし、今に至るまでに、いいことも悪いこともすべてを乗り越えてきたんです」
来日前にメジャーでプレーした経験はない。マイナーや独立リーグで積み重ねてきた自身のキャリアを振り返るウォーカーは、今季プレーするBC神奈川について、こう続けた。
「チームは本当に雰囲気がよく、いつも楽しく過ごしていますし、僕にとっては自然な笑顔でいられる場所でもあります。チームに対する愛情も深いので、勝利をひとつずつ積み重ね、『シーズンの最後に笑って終われたら』という思いです。優勝した時の達成感はこれ以上ないものですから、(グランドチャンピオンシップまで勝って)最高の瞬間をみんなで迎えられたらいいですね」
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