ヤクルト・沼田翔平がプロ野球人生2度目の「育成→支配下登録」を勝ちとるまで (5ページ目)
「ヤクルトの方はもちろん、巨人の人たちもチームを去ってからも関係が切れるわけではなく、『調子はどうだ?』『こうしたら、もっといいんじゃないか』と声をかけてくれる人がたくさんいました。
また、メーカーの方たちも変わらずサポートしてくださり、とてもありがたかったです。もし一軍に上がることができれば、メーカーさんの名前を広めることもできるので、そういう意味でも支配下登録になれて本当によかったです」
沼田にとって支配下登録は、もちろんゴールではない。
「ヤクルトに拾ってもらい、3年目でようやくスタートラインに立てました。そして、またゼロからのスタートというか、今年の開幕と同じように、まずは任された場所で全力を尽くしたいと思っています。
チームに必要とされた時にすぐに行けるよう、準備をしっかり整え、そのためにも二軍で結果を出し続けていきたいです。一軍で投げることが、ずっと応援してくれた家族への何よりの恩返しになると信じています」
沼田は7月13日に一軍登録。晴れ舞台でのピッチングは手の届くところまできている。
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著者プロフィール
島村誠也 (しまむら・せいや)
1967年生まれ。21歳の時に『週刊プレイボーイ』編集部のフリーライター見習いに。1991年に映画『フィールド・オブ・ドリームス』の舞台となった野球場を取材。原作者W・P・キンセラ氏(故人)の言葉「野球場のホームプレートに立ってファウルラインを永遠に延長していくと、世界のほとんどが入ってしまう。そんな神話的レベルの虚構の世界を見せてくれるのが野球なんだ」は宝物となった。以降、2000年代前半まで、メジャーのスプリングトレーニング、公式戦、オールスター、ワールドシリーズを現地取材。現在は『web Sportiva』でヤクルトを中心に取材を続けている。
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