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【F1】角田裕毅がレッドブル以外の選択肢を語った「来季レーシングブルズで走ることも問題ない」

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

 1週間前のオランダGPで4カ月ぶりの入賞を果たした角田裕毅は、"地元"イタリアGPを前に22号車のクルーを馴染みのリストランテに招き、美味しいイタリア料理を振る舞った。首脳陣やエンジニアたちは木曜に現地入りするため参加できなかったが、前日からマシン整備に取りかかっていたメカニックやオランダから直接モンツァ入りしたホンダのクルーたちが、角田と水曜の夕食をともにした。

「メカニックたちを一緒に食事に連れて行くのは前のチームでもやっていましたし、今回もチームの絆を深めるためにやりました。(集まったのは)僕たち側のガレージ(22号車担当)のメンバーですね、ホンダのスタッフも含めて」

 4月の日本GPでいきなりレッドブルレーシングに昇格して以来、クルーたちとの絆も徐々に強まってきているのを角田も感じている。

レッドブルに残留するか否か、最終期限は10月末? photo by BOOZYレッドブルに残留するか否か、最終期限は10月末? photo by BOOZYこの記事に関連する写真を見る「よくなっていると思いますね。最初はお互いにあまり知らない状態でやっていましたけど、今はそういうのもなくなって、一致団結してやっているというサポートも感じられる。いいメンバーだと思います」

 昨年後半からミラノに居を構える角田にとって、ミラノ郊外のモンツァで行なわれる今週末のイタリアGPは準地元グランプリだ。週末の4日間も自宅から30分ほどのドライブで、毎日サーキットに通うことになる。

 先週のオランダGPでは決勝でペダルマップの切り替えに問題が生じたが、なんとか適応して入賞をつかみ取った。やはりピットアウトまでに切り替えが間に合わなかったことが原因だったようだが、その前提知識がエンジニアたちとドライバーで共有できていなかったことが背景にある。

「(切り替えを)戻したんですけど、戻したタイミングがたぶん遅かったんだと思います。でも(自分はピットアウトまでに戻さないと)そうなるとわかっていなかったですし、いつも戻す(べきスイッチの)指示が無線で聞こえるはずが聞こえなかったので」

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著者プロフィール

  • 米家峰起

    米家峰起 (よねや・みねおき)

    F1解説者。 1981年1月31日生まれ、兵庫県出身。F1雑誌の編集者からフリーランスとなり2009年にF1全戦取材を開始、F1取材歴14年。各種媒体に執筆、フジテレビNEXTやYouTube『F1LIFE channel』での解説を務める。

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