【プロ野球】真中満と五十嵐亮太が語る中継ぎ投手連投問題「頑張る時期って4月からでもいいのでは?」
真中満×五十嵐亮太(第2回)前編
ヤクルトスワローズOBの真中満さんと五十嵐亮太さんが、ヤクルトで期待しているバッターのほか、シーズンを通してケガ人を減らす取り組みや、中継ぎ投手の連投解禁の時期について語り合ってもらった。
中継ぎ投手の連投解禁に時期について語った真中満さんと五十嵐亮太さんこの記事に関連する写真を見る
【ヤクルトで期待のバッター】
――今季、ヤクルトのバッターで期待している選手は?
真中満さん(以下、真中)今年、春のキャンプに行かせてもらったんですけど、楽しみな選手が本当にいっぱいいるんですよ。武岡(龍世)とか、赤羽(由紘)とかね。あとは、岩田(幸宏)とか、並木(秀尊)とか伊藤琉偉もいいし。本当にいっぱいいるんです。言い方が難しいですけど、みんな一軍でできるレベルの選手ではあるんです。ただ、突き抜けてレギュラーが取れるかって言うと、そこまで達していない選手たちがずらっと並んでるイメージなんです。
戦力的に厳しいっていうことではなく、そういう人たちがレギュラーを獲っていって、いいチームになっていくので、その一軍のラインにいる選手たちがいっぱいいることは、そんなに悲観することはないなと思って見ていました。ただ、村上(宗隆)みたいにホームランを40本50本打てというのは、ちょっと厳しいかもしれないですけど一軍クラスの野手レベルには(上がって)きていると思うので、あとはもうそこからどうやって伸びていくかっていうところ。
ちなみに、最近ヤクルトは故障者が多いとか言われるけど、他球団と比べて亮太はどう見てる? ヤクルトの現状、トレーナーとか(環境を)見ていて、他球団と差があったり、トレーニング方法とか違う?
五十嵐亮太さん(以下、五十嵐)二軍の施設や環境の差が大きいと思います。ケガ人ってどこも出るし、それはアメリカだってそうじゃないですか。ケガ人が出る理由っていうのが、今はピッチャーもパワー全盛だと思うんですよ。基本、速いボールを投げていかなきゃいけないし、遠くに飛ばすとかスイングスピードも含めて何もかもが可視化されてるから、どういった選手になりたいかって考えた時に、長打を打ちたいとか、速い打球を打ちたいとか、そういう選手が多い。ピッチャーだったらもう150キロぐらいは投げたいよねみたいなスタンスでいくと、やっぱり体の負担大きくなるじゃないですか。
僕らの現役の頃って可視化された数字がなかったから、練習を反復して、徐々に力がついていっていたけど、今の子たちはどういう感じでやればいいかという答えが見えているから、効率的だけど体がついていかない。
真中 なるほどね。トレーニングとかも含めて。
五十嵐 そうなんですよ。だから答えは見えているんだけど、体が処理しきれてないみたいな感じ。そのあたりが追いついて、バランスがよくなるとケガ人も減るのかなと思います。
しかも今なんて2連投しかしないんですよ、中継ぎ。2連投でケガ人が多いとかってなんだよって思うじゃないですか(笑)。
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