西山秀二が明かす強打者との対決秘話 「松井秀喜封じの陰に金本知憲のアドバイス」「なぜ落合博満は1球も振らずに三振したのか」 (3ページ目)
── 最近は「厳しいコースを突け」と強く言いづらい時代だそうですね。
西山 そうなんですよ。それを言うと、投手コーチから「ピッチャーがイップスになります」って反論されることもあります。でも、「配球とはこういうものだ」という基本は教えなきゃいけないと思います。
── 今の時代、どう育てていくべきですか?
西山 160キロを出せる投手なら、力でねじ伏せられます。でも150キロに満たない投手は、力まかせでは通用しません。だからこそ、捕手のリードが重要なんです。「守備型捕手」は、打てなくてもリードで投手を勝たせることができる。それが彼らの価値ですし、今後もそういう捕手がどんどん出てきてほしいですね。
西山秀二(にしやま・しゅうじ)/1967年7月7日、大阪府出身。上宮高から85年のドラフトで南海から4位指名を受け入団。プロ2年目の87年シーズン途中、トレードで広島に移籍。広島では94年、96年にベストナイン、ゴールデングラブ賞をそれぞれ獲得。リーグを代表する捕手として活躍。2004年オフに巨人に移籍し、05年の1年間プレーし現役を引退した。引退後は巨人、中日のコーチを歴任。現在は評論家として活躍している
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