父は元西武・許銘傑 人気の町中華『東東』看板娘・ジェンジェンが明かす「台湾の星」の素顔「LINE返さないと拗ねる」 (4ページ目)

  • 武松佑季●取材・文 text by Takematsu Yuki
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

【日本で暮らす選択をした理由】

ーーお父さんと西武とのコーチ契約が3年で終了し、ご両親は台湾へ帰国。ジェンジェンさんのみ日本へ残る選択をしました。

 私は一番日本慣れしてるし、純粋に日本が好きだからですね。国籍は台湾ですが、向こうには4〜5年しか住んでいないのでアイデンティティは日本寄りなんです。

お父さんとの思い出を楽しそうに語ってくれたお父さんとの思い出を楽しそうに語ってくれたこの記事に関連する写真を見る

ーーとはいえ、娘をひとり異国の地へ残していくとなると、お父さんも心配したのでは?

 最初の頃は心配だったみたいです。今も私が忙しすぎてLINEを返さないと「無視しないで!」って拗ねられます(笑)。

ーーかわいいですね(笑)。ジェンジェンさんが台湾へ行くことは?

 コロナもあって全然帰れてなかったんですが、去年の7月にお父さんが釣り中の足のケガで感染症になって、死にかけたみたいで......。「これは帰らないと」と弾丸で帰りました。今はすっかり治って元気にコーチをやってます。

年末年始に台湾にて 写真/ジェンジェンさん提供年末年始に台湾にて 写真/ジェンジェンさん提供この記事に関連する写真を見る

ーー大変でしたね......。台湾在住時代も野球は見に行きましたか?

 はい。お父さんの応援に。静かに見る人が多い日本に比べて、台湾は熱気がすごいというか、チアガールがいて音楽をガンガン流してパーティーみたいな感じでしたね。

 そして、優勝旅行はバリへ行きました(笑)。お父さんがコーチをやっている間に、また見に行けたらいいなと思っています!

終わり

前編<元プロ野球選手の父・許銘傑も認めたチャーハンが自慢 行列の町中華『東東』のジェンジェンに突撃インタビュー>を読む

【プロフィール】
許維娟 シュウ ウェイジェン 
2002年、埼玉県生まれ。幼馴染の池田穂乃花さんが店主を務める『東東』で高校3年生の頃から働いている看板娘。現在、大学4年生。父は元プロ野球選手で、現在は台湾・楽天モンキーズ投手コーチの許銘傑さん。

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