2022.04.17

なぜ佐々木朗希は「投げづらい」球場で完全試合をできたのか。19奪三振記録保持者の野田浩司が解説

  • 水道博●文 text by Suido Hiroshi
  • photo by Kyodo News

 高卒3年目の佐々木朗希(ロッテ)が、今シーズン3試合目の登板となった4月10日のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)で、28年ぶり、史上16人目の完全試合を達成した。

 そればかりか、従来の9連続奪三振を大幅に更新する「13連続奪三振」、1995年の野田浩司(オリックス)に並ぶ日本タイ記録の「1試合19奪三振」もマークするなど、記録づくめの快挙達成だった。

4月10日のオリックス戦で完全試合を達成したロッテ・佐々木朗希4月10日のオリックス戦で完全試合を達成したロッテ・佐々木朗希 この記事に関連する写真を見る

17奪三振以上は過去に5人

 ストレートの平均球速は159.8キロ、最速は自己最速タイの164キロ。フォークでも145キロをマークするなど、異次元のピッチングを見せた。

 奪三振の多い投手は「ドクターK」と呼ばれるが、1試合17奪三振以上を記録した投手は、佐々木を含め5人いる。

■19奪三振
野田浩司(オリックス)/1995年/ロッテ戦(千葉マリンスタジアム)
佐々木朗希(ロッテ)/2022年/オリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)

■18奪三振
田中将大(楽天)/2011年/ソフトバンク戦(Kスタ宮城)

■17奪三振
足立光宏(阪急)/1962年/南海戦(西宮球場)
野茂英雄(近鉄)/1990年/オリックス戦(西宮球場)
野田浩司(オリックス)/1994年/近鉄戦(グリーンスタジアム神戸)

 ちなみにセ・リーグは「1試合16奪三振」が最多で、これまで金田正一(巨人/1967年)、江夏豊(阪神/1968年)、外木場義郎(広島/1968年)、伊藤智仁(ヤクルト/1993年)、今中慎二(中日/1993年)、山田勉(ヤクルト/1993年)、桑田真澄(巨人/1994年)、野口茂樹(中日/2001年)の8人がマークしている。

ZOZOマリンは投手に不利⁉︎

 今回、1試合19奪三振の記録保持者である野田浩司氏に、佐々木朗希の完全試合、1試合19奪三振について聞くことができた。