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2021パ・リーグのブレイク候補。開幕ローテや将来トリプルスリーも狙える選手は? (8ページ目)

  • photo by Koike Yoshihiro、Kyodo News

渡部健人(西武/1年目/22歳)

「大学時代に彼のバッティングを見ましたが、リストの使い方が柔らかく、センター中心の打撃ができて、遠くに飛ばせる。パ・リーグ投手の150キロを超えるストレートに対応できるようになれば、強力な西武打線でも中軸を打つだけの力はあると思います」(解説者/副島孔太氏)

鈴木将平(西武/5年目/22歳)

「昨年はシーズンを通して活躍することはできなかったが、スイングの速さやアグレッシブなプレーが印象に残った。持ち前の身体能力の高さは魅力十分。ぜひ才能を開花させてほしい」(ライター/白鳥純一氏)

小郷裕哉(楽天/3年目/24歳)

「下位指名ながらツボにハマった時の打撃は抜群。プロの水にも慣れた3年目の今季は得意の打力を生かし、ブレイクの予感が漂う」(ライター/高木遊氏)

野村祐希(日本ハム/3年目/20歳)

「昨年は高卒2年目ながら開幕スタメンをつかみ、本塁打を記録するなど大器の片鱗を見せたが、骨折により長期離脱を余儀なくされた。シーズンを通して出場すればどれくらいの結果を残すのか。そのためにも守備面の改善は必要だが、大きな可能性を秘めているのは間違いない」(ライター/森大樹氏)

中川颯(オリックス/1年目/22歳)

「2017年春に立教大学に入学。1年生ながら抑えの切り札として18年ぶりのリーグ優勝、59年ぶりの日本一に貢献したアンダースロー。その後は伸び悩んだが、大学で酷使されなかったことが、プロではプラスに作用するのではないか」(ライター/元永知宏氏)

漆原大晟(オリックス/3年目/24歳)

「大卒1年目の2019年にウエスタン・リーグでセーブ王に輝き、昨年支配下登録。最速152キロの速球と落差のあるフォークを武器にし、昨季は23.2イニングで30奪三振。勝負度胸とクレバーさを併せ持ち、2021年は開幕時から勝利の方程式に組み込まれても不思議ではない」(ライター/中島大輔氏)

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