2020.11.09

「現役最強ショート」は誰か。守備の名手・井端弘和がそのすごさも語る

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井端弘和「イバらの道の野球論」(16)

 野球の内野守備におけるショートは、「花形」とも称される重要なポジション。これまで数々の名選手が生まれてきたが、現役の最強ショートは誰になるのか。現中日の一軍内野守備走塁コーチ、荒木雅博との「アライバ」コンビで華麗な守備を披露し続けた、球史に残る名ショート・井端弘和に選定してもらった。

巨人の坂本(左)と西武の源田(右)――現役の最強ショートを選ぶということで、まずはセ・リーグからお願いします。

「セ・リーグでは、2000本安打を達成したばかりの巨人の坂本(勇人)を真っ先に挙げざるを得ません。近年は少しケガが多く、今シーズンは開幕当初こそ不調に苦しみましたが、まだ31歳なのにもうすぐ一軍1800試合出場を達成するという点も加味しないといけませんね」

――他の選手と比べると蓄積されてきた疲労度が違いそうですね。

「一軍でずっと活躍している選手でも、同じくらいの試合数に達するのは35歳を超えたくらいでしょうか。坂本は高卒1年目から一軍の試合に出て、2年目にはショートのレギュラーを確保して攻守の要になった。そこを考えずに成績や動きが"落ちた"と言うのは違うと思います」

――ちなみに、2014年に井端さんが坂本選手に譲った、通称"井端グラブ"は昨年に役目を終えました。

「それを聞いて今年にふたつ、新しいグラブを持っていきました。今使っているのかは確認していないんですけど、また彼の助けになっていたらいいですね」