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杉内俊哉、門田博光...自業自得や不幸なケガに泣いた男たち (3ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo
  • phoho by Kyodo News

 西武や巨人で活躍し、"デーブ"の愛称で親しまれた大久保博元も、歓喜の瞬間にことは起きた。西武の一軍打撃コーチを務めていた2008年5月7日の日本ハム戦、片岡易之(現・治大)がダルビッシュ有からサヨナラ打を放つと喜びが爆発。勢いよくベンチを飛び出して片岡をめがけて走り始めるも、両足の太もも裏を肉離れ。自力で歩行できず、細川亨とクレイグ・ブラゼルに抱えられながら退場した。

 さらに、ベイスターズの主軸として活躍し、第1回WBCの優勝に貢献した多村仁志も度重なるケガに泣いた選手のひとりだ。アスリートは体が資本。予測できないケガもあるが、無事にシーズン終了を迎えてほしい。

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