2020.06.18

ベイスターズの贅沢すぎる悩み。
外国人枠「5」で起用法はどうする?

  • 石塚隆●文 text by Ishizuka Takashi
  • photo by Koike Yoshihiro

「外国人選手の登録枠が"5人"になると、DeNAはかなり有利になると思いますね」

 ベイスターズのOBであり評論家の野村弘樹氏は、今シーズンを睨み、そう断言した。

メジャー通算33本塁打のタイラー・オースティン コロナ禍により開幕が3カ月遅れた今シーズン。特別処置により外国人選手枠が"5人"と定められた。従来どおりベンチ入りは4人までで、出場は投手、野手とも最大3人だが、新たなルールの詳細はこうだ。

<今季の特例として「投手4、野手1」「野手4、投手1」を認める。ただし、「4:1」の運用以降は、それ以外の投手、野手の組み合わせは認めない。「投手4、野手1」「投手1、野手4」の内訳を選択したチームは、シーズン中に「投手3、野手2」「投手2、野手3」の内訳での運用はできない。

 たとえば、「投手4、野手1」の内訳を選択したチームが、その後に一方を2人に増やすには4人制を採用する必要がある。再度5人制を敷く場合は、「投手4、野手1」の内訳に限定される。4人制であれば従来どおり「3:1」「2:2」「1:3」の運用が可能となる>

 この特設処置により、俄然盛り上がりを見せるのがDeNAだ。

 今シーズンの外国人選手は、2年連続ホームラン王のネフタリ・ソト、ベテランのホセ・ロペス、160キロ超えの左腕エドウィン・エスコバー、セットアッパーのスペンサー・パットンという昨年までのメンバーに加え、メジャー通算33本塁打のタイラー・オースティンと安定した投球が持ち味のマイケル・ピープルズが新たに入団し、6人体制となった。