「野球が上達する参考書を探してる」
ヤクルト18年目トリオの投球極意 (2ページ目)
── 寺原選手は同一球団を含めると5回移籍されていますが、近藤選手は背番号がよく変わっています。
石川 マジで? 最初は何番?
近藤 65です。
石川 その次は?
近藤 11、50、125、65、70、20。
石川 スゲー。
寺原 オレには(一緒にいた時の)11のイメージがすごくある。
近藤 でも、その時だけなんだよ、11番は。
石川 オレは65のイメージが強いよね。
近藤 65がいちばん長いので。
石川 あと、日大三高の近藤というイメージも強い。智弁和歌山のイメージが強い武内(晋一/昨年現役を引退)と一緒だね。
近藤 ずっと言われていますからね、日大三高の近藤って。
寺原 僕もそうですよ。高校(日南学園)のイメージで名前を覚えてもらっている感じです。今も「高校の時は速かったよねー」とか、すべて過去形です(笑)。そのおかげで名前を覚えてもらっているんですけどね。
近藤 話は変わりますが、移籍してきた選手って、最初は部外者みたいなものじゃないですか。でもヤクルトは、いざ入団するとすごく溶け込みやすさがありました。ファミリー球団とよく言われていますが、それは石川さんみたいな人がいるからファミリーになるんじゃないかと。
寺原 まだ一緒に練習してわずかな時間ですが、僕もそれは感じています。実際、ソフトバンクからヤクルトに移籍した経験がある吉本亮さんや新垣渚さんも「すごくいいチームだよ」と言っていましたし、僕もすんなり入ることができました。
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