プロ野球「新外国人」全員診断。
パ・野手ではロメロが大当たりの予感 (3ページ目)
開幕から不振を極め、二軍降格となったパラデスジミー・パラデス(ロッテ)
「年俸(1億4000万円)を見てもわかるように、ロッテ打線の主軸として期待されていた選手です。オープン戦では3割をマークするなど、しっかり結果を残したのですが、シーズンに入るとまったく打てなくなりました。日本で結果を出せない外国人打者は、高めの速いストレートを打てず、落ちる系のボール球に手を出しまうという典型的なパターンがあるのですが、パラデスがまさにそれです。ストレートか変化球か、どちらかひとつに絞ればある程度の結果は出ると思うのですが、パラデスはどっちも打ちにいっていました。おそらく頭の中がパニックになっていたのでしょう。メジャーでシーズン2ケタ本塁打を記録した実績のある選手ですから、持っているものはすごいと思います。今は二軍でプレーしていますが、必ずチャンスは来ると思います。そこでどんなバッティングをするのか注目したいですね」(建山義紀氏)
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