2015.09.14

相性で見る、相手がここなら阪神30年ぶり日本一

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • photo by Kyodo News

9月特集 優勝か? 失速か? 阪神タイガースの秋(3)

 球団創設80年を迎えた阪神だが、これまで日本シリーズに進出したのは6回。日本一になったのは1985年の一度きりで、2年連続出場の経験はない。宿敵である巨人は、日本シリーズに進出すること36回。日本一は”V9”を筆頭に22回もある。

昨年の日本シリーズでソフトバンクに1勝4敗で敗れた阪神・和田豊監督

 ここで過去6度出場した阪神の日本シリーズの戦いを振り返ってみたい。

1962年 対東映 2勝4敗1分

 2リーグ制導入から13年目にして初の日本シリーズ出場を果たす。阪神は2連勝、3戦目は引き分けと優位に立つも、そのあと4連敗。エースの村山実は7試合のうち6試合に登板(先発が3試合)したが、力尽きた。

1964年 対南海 3勝4敗

 5戦目を終えて3勝2敗と先に王手をかけるも、6戦目をバッキーで落とし逆王手。第7戦はエースの村山実がシリーズ3度目の先発を果たすも、初回、野村克也に先制の2点二塁打を打たれ、結局0-3で敗戦。悲運のエース村山は0勝3敗だった。

1985年 対西武 4勝2敗

 21年ぶりの日本シリーズ出場を果たし、日本中が”阪神フィーバー”に沸いた。2勝2敗で迎えた第5戦、阪神は掛布雅之のホームランで先制すると、その後も効率よく得点を加え快勝。そして第6戦も初回に長崎慶一の満塁本塁打が飛び出すなど、打撃で圧倒。MVPとなったバースは、4本塁打、9打点と凄まじい活躍を見せた。

2003年 対ダイエー 3勝4敗

 歓喜の日本一以来、実に18年ぶりの日本シリーズとなった。阪神は敵地・福岡で2連敗を喫するも、甲子園に戻り3連勝で日本一に王手。しかし、再び福岡で連敗を喫し、2度目の日本一はならなかった。シリーズ終了後、星野仙一監督は健康上の問題を理由に辞任した。