2015.05.14

現役選手が語る「高卒2年目、西武・森友哉の衝撃」

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

「今シーズンここまでで一番の会心の当たりやったと思います」

 西武の森友哉は5月8日のロッテ戦後のヒーローインタビューでそう答えた。この日、森が放ったホームランはQVCマリンフィールドのライトスタンド上段に突き刺さる、鳥肌が立つような打球だった。

開幕から指名打者としてここまでフル試合出場している西武・森友哉

 森は開幕から”指名打者”として活躍し、パ・リーグ首位を走るチームの原動力となっている。ここまでの森の成績を見てみたい。

打率.323(4位)
本塁打7本(6位)
打点20(8位)
二塁打13本(1位)
長打率.585(2位)
得点圏打率.417(3位)
出塁率.350(13位)
※成績は5月12日現在

 指名打者にふさわしい堂々とした成績だが、驚くべきは森がまだプロ2年目の19歳であるということだ。プロ野球の世界に身を置く人たちは、森の活躍をどう見ているのだろうか。

 楽天の松井稼頭央は「スイングの速さがハンパない。だから、ギリギリまでボールを見られるのだと思う」と言い、ソフトバンクの松田宣浩は「来る球がわかっているようなスイングをしますよね。あの対応力のすごさは、2年目の選手とは思えない」と驚く。