米国FA専門家が「青木宣親はベンチ」
の評価。ヤクルト復帰はあるのか (5ページ目)
ここで疑問となるのは、"第4の外野手"としての条件をオファーされたとして、青木はそれでもアメリカでのキャリア続行を望むのかどうかという点だ。控え扱いで残り、昨季同様に、来季も自分の力がより重宝されるチームに移籍できることも十分に考えられる。ただ、契約は安価だろうし、出番を得るようになるまでは再び"いばらの道"になる可能性も高い。
日本、特に古巣のヤクルトから主力選手としての熱烈なオファーを受けたとして、それでもメジャーにこだわるのか。条件と希望の兼ね合いが、今後の見どころとなっていくのだろう。先行きを読むのは難しいが、青木にとって、今オフが再びキャリアのターニングポイントになることは間違いなさそうである。
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