2017.12.20

米国FA専門家が「青木宣親はベンチ」
の評価。ヤクルト復帰はあるのか

  • 杉浦大介●文 text by Sugiura Daisuke
  • photo by Getty Images

 今オフ最大の注目選手となった大谷翔平のロサンゼルス・エンゼルス入りは決まったが、他の日本人選手たちのメジャーでの”職場探し”はまだまだこれからだ。

メッツを自由契約になり、移籍先を探す青木 昨季のメジャー組では、イチロー上原浩治の”オーバー40歳デュオ”に加え、青木宣親の来季の所属先も未定のまま。青木本人と、ネズ・バレロ代理人はメジャー残留を目指していく意向だと報道されたが、希望通りにアメリカに残るとしても、交渉は長期戦になりそうな予感が漂う。

 昨季の青木は、通算110試合で打率.277、5本塁打、35打点、10盗塁という成績を残したが、そうした数字だけでは語りきれないほど波乱のシーズンを過ごした。まずは、3月のワールド・ベースボール・クラシックに日本代表として参加し、準決勝進出に貢献。MLBシーズンが始まると、6月11日にはヒューストン・アストロズの一員として日米通算2000本安打を達成した。その後、トレード期限前にアストロズからトロント・ブルージェイズに移籍し、シーズン終盤にはニューヨーク・メッツの一員となった。

 ケガ人が続出し、駒不足だったメッツでは主に1番か2番打者として起用され、27試合で打率.284、5盗塁という上々の数字をマーク。ここで健在ぶりをアピールし、いい感触で1年を締め括れたはずだった。しかし――。