【MLB】ナショナルズ、「不敗神話」崩壊で世界一の夢叶わず

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿172

 レギュラーシーズンでナ・リーグ最多の勝ち星(96勝)をマークし、チーム創設初のワールドシリーズ制覇に期待の高まっていたワシントン・ナショナルズ。しかし、ディビジョンシリーズでサンフランシスコ・ジャイアンツに1勝3敗で敗れ、その夢は、はかなくも崩れ去った。

 なによりもショックだったのが、ナショナルズの不敗神話が崩壊したことだろう。ジャイアンツに王手をかけられたディビジョンシリーズ第4戦、ナショナルズでブルペンコーチを務めるマシュー・リークロイ(38歳)は、試合前にバナナ・マヨネーズ・サンドイッチ(日本では「バナマヨパン」とも呼ばれている)をほお張った。というのも、彼がバナマヨパンを食べると、ナショナルズは7勝0敗と負け知らずだったからだ。

 ただ、リークロイはバナマヨパンが、それほど好きではない。よって、バナマヨパンを食べる機会は極力、減らしていたという。しかし、もう後がない状況に追い込まれたため、藁(わら)にもすがる思いで完食。しかし、結果は2-3で敗れ、ディビジョンシリーズ敗退が決定した。

 ちなみにこのバナマヨパン、アメリカのスポーツ界では、NASCARドライバーのデイル・アンハート・ジュニア(40歳)が大好物ということで有名な食べ物。また、AKB48の柏木由紀(23歳)も大好きで、「柏木家のバナマヨパン」はAKB48カフェの人気メニューとして販売されていたことも。

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