【MLB】オールスターゲームのボランティアが賃金を要求?

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿102

 メジャーリーグのオールスターゲーム・イベントの一環として行なわれている恒例のファンフェスト(ファン参加型イベント)。そこにボランティアとして働いていた男性が、「労働分の賃金を払わないのは違法だ」として、メジャーリーグ機構(MLB)を相手取って訴訟を起こした。

 訴えた男性は、ファンフェストに4日間、計17時間をボランティアとして勤務。その対価として、Tシャツ、帽子、バッグ、水、ボール、そして2名分のファンフェスト入場券を受け取っていた。

 MLBはファンフェストの入場券を35ドル(約3400円)で販売しており、男性は、「莫大な利益を得ているのに労働者をボランティアで雇うなんて許せない」と主張。最低賃金法に基づき、時給7.25ドル(約710円)を支払うべきだと訴えている。

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る