【夏の甲子園】4人のスカウトに聞く注目投手のリアル評価 「上位指名間違いなし」と絶賛されたピッチャーは? (4ページ目)
一方で、「志望届を出せば支配下で指名されるのに......」と、スカウトが残念がった青森山田の関浩一郎は大学進学予定だという。また将来性を期待される興南の左腕・田崎颯士や150キロ右腕・大阪桐蔭の平嶋桂知も大学に進学するという。
だが、それよりもスカウトから期待の声が挙がったのは、現時点で150キロをマークしている健大高崎の石垣元気、大阪桐蔭の森陽樹のほか、同じく大阪桐蔭の中野大虎、中京大中京の宮内渉吾、木更津総合の川端勝利らの2年生投手。はたして、来年は高校生投手豊作の1年になるのか。彼らの成長に期待した。
著者プロフィール
田尻賢誉 (たじり・まさたか)
1975年、神戸市生まれ。学習院大卒業後、ラジオ局勤務を経てスポーツジャーナリストに。高校野球の徹底した現場取材に定評がある。『明徳義塾・馬淵史郎のセオリー』『弱者でも勝てる高校野球問題集173』(ベースボール・マガジン社刊)ほか著書多数。講演活動を行なっているほか、音声プラットフォームVoicy(田尻賢誉「タジケンの高校野球弱者が勝つJK」/ Voicy - 音声プラットフォーム)でも毎日配信している。
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