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「新基準バット」導入で真価問われるスラッガー センバツで絶対注目の10人を厳選 (5ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

昨年から広陵のクリーアップに座る只石貫太 photo by Ohtomo Yoshiyuki昨年から広陵のクリーアップに座る只石貫太 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る只石貫太(広陵3年/捕手/178センチ・78キロ/右投右打)

類まれなエンジンを搭載する強肩捕手。1年秋から正捕手となり、超高校級スラッガーだった真鍋慧(大阪商業大進学)らとクリーンアップを組んだ実力者だ。エース右腕・高尾響の状態を敏感に察知し、臨機応変にリードできる思考力もたくましい。打者としてはパンチ力に加え、昨秋に公式戦12試合で17打点と荒稼ぎした勝負強さが光る。今大会は高校生ながら木製バットの使用を検討しており、大会4日目に組まれた高知(高知)との初戦ではどのバットを握るかにも注目したい。

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