夏の甲子園で絶対に見逃せない好投手10人 プロ注目の逸材で主役の座を手にするのは? (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki、Nikkan sports

ダイナミックなフォークから最速147キロのストレートを投げ込む日大山形・菅井颯ダイナミックなフォークから最速147キロのストレートを投げ込む日大山形・菅井颯この記事に関連する写真を見る菅井颯(日大山形/183センチ・79キロ/右投左打)

今春に台頭した新星。昨秋までは故障がちで全国的には無名だったが、佐々木朗希(ロッテ)以上に左足を高々と上げる投球フォームに変えたところ急成長。最速136キロだった球速は今夏に147キロまで到達している。低めに角度よく決まるストレートはホームベース付近でも球威を失わず、縦に鋭く落ちるスライダーは空振りを奪える。山形大会決勝では武田陸玖(山形中央)との投げ合いを制し、甲子園切符をつかみ取った。

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