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【自転車】シーズン後半戦。
TeamUKYOは世界に存在感を示せるか (2ページ目)

  • 西村章●構成・文 text by Nishimura Akira  photo by AFLO

 翌日のクリテリウムは、1周3.2キロの周回コースを公道に設営し、全10周で争われた。TeamUKYOからのエントリー8名は昨日とほぼ同様だが、山本に替わってこの日は平井栄一がスタートリストに名を連ねた。

 6月に全日本チャンピオンを獲得した窪木は、優勝候補の筆頭として各ライバルチームから徹底したマークを受けており、レースは窪木を含む数名が逃げ集団を構成した。勝負はその数名のスプリントバトルに持ち込まれたが、優勝を飾ったのはシマノレーシングの入部正太朗選手。窪木は2秒差の2位でゴールした。畑中が8位、ウルタスンが9位、グアルディオラ11位、平井15位、ウルタスン19位、土井26位で、それぞれポイントを獲得。チームランキングは総合トップを維持し、個人ランキングでも畑中が首位のルビーレッドジャージを守りきった。

 翌週の9月4日は、栃木県渡良瀬(わたらせ)遊水池で第16戦・JBCFタイムトライアルチャンピオンシップが行なわれた。ロードレースやクリテリウム、ヒルクライムなどと違い、このタイムトライアルの場合は選手1名ずつが一定の間隔をおいてスタートし、各自のフィニッシュタイムで順位を決定する。TeamUKYOからは、畑中、窪木、グアルディオラ、ウルタスン、プジョルの5名が参戦した。

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